古事記中の大蛇退治の物語を神楽化したものである。
姉”天照大神”を天の岩戸へ閉じこもらせ高天原を追われた”須佐之男命”は、出雲の国、簸の川の川上へと天下る。
そこで嘆き悲しむ足名椎、手名椎、櫛稲田姫の三神に出会い、八岐大蛇なる怪物に悩まされている仔細を聞き、大蛇退治を決意する。
須佐之男命は足名椎、手名椎に毒酒を用意させ、その前に姫を祀った。
すると八岐大蛇が現れ、毒酒を飲み干し眠ったところ、須佐之男命はそれを切りつけ、大蛇を退治する。
大蛇の尾からは一振りの剣が現れ、須佐之男命はそれを「天叢雲の剣」と名付け、姉である天照大神へと献上した。
見どころ:数々の大蛇が繰り出す合体技は圧巻です!